printは1つの文字列、またはカンマで区切って並べられた複数の文字をファイルや標準出力に出力します。成功すれば1、失敗すれば0が返ります。
print ( FILE_HANDLE list ) print ( list ) print FILE_HANDLE list print list print
FILE_HANDLEを省略すると、現在セレクトされているファイルハンドルに対して出力されます(プロラムの開始時にはSTDOUTがセレクトされています)。 STDOUT以外のファイルハンドルをセレクトするには、select( FILE_HANDLE )という操作を行います。listを省略すると、$_の値が出力されます。listに含まれるすべて の要素は配列コンテキストで評価されます。次のコードは、標準入力から次の1行を読み込んで表示するものとはなりません。
print OUT <STDIN>
これは標準入力からファイルの残りすべてを読み込んで、表示します。
引数全体を括弧で囲む場合を除いて、printの直後に左括弧を置くことはできません。間に+を置くか、あるいは引数全体を括弧で囲む必要があります。
print $ERRLOG ( $outdir,"\n" ); # NG print $ERRLOG +( $outdir,"\n" ); # OK
printfを使うと文字列を整形して出力することができます。書式はprintに似ていますがlistの前に整形方法を指定するためのフォーマット文字列format_stringが必要となります。フォーマット文字列にはCの標準関数のprintfで用いられるフォーマット文字列のサブセットが使えます。
print FILE_HANDLE format_string list print format_string list print