if, unless
while
for
foreach
label continue
do
goto
next
last
redo
ラベル
スクリプトの終了 - exit
　ifステートメントの意味はC言語のifとほぼ同じです。 if文の代わりに、unlessを使うこともできます。unlessはifと条件式の論理が逆に扱われます。 実行部（ブロック）はつねに{}で囲む必要があります。

if ( expression ) block
if ( expression ) block else block
if ( expression ) block elsif block ... else block

expressionには条件（式）を指定します。blockは実行部です（{}で囲む必要があります）。 　while文の意味はC言語のwhile文とほぼ同じです。

[ label ] while ( expression ) block
[ label ] while ( expression ) block continue block

　continueの後のブロックは繰り返しのたびに実行されるブロックです。continueブロックはnextによって ループの処理を途中からスキップした場合も実行されます。 　for文の意味はC言語のfor文とほぼ同じでです。

[ label ] for ( expression; expression; expression ) block

　foreach文では、括弧の中に指定したリスト（配列）listの要素が順に変数varに代入された後blockが実行されます。 リストの要素が無くなったらループを終了します。

[ label ] foreach var ( list ) block

foreach $file ( <*> )
{
  # カレントディレクトリ内のすべてのファイルに対して操作を行う
}

foreach の後の変数の指定を省略すると$_が使用されます。

[ label ] block continue block

　if、unless、while、until等のステートメントは、最初に条件の評価が行われますが、doステートメントと併用すると、条件の評価を繰り返し構造の最後におくことができます。

do { print "xx = $xx\n"; } if ($xx == 5);
do { print "xx = $xx\n"; } unless ($xx == 5);
do { print "xx = $xx\n"; $xx++; } while ($xx < 5);
do { print "xx = $xx\n"; $xx++; } until ($xx > 5);

　Perlにはgotoステートメントはありませんが、関数としてgotoが用意されており、任意のラベルに制御を移すことができます。 　PerlではキーワードcontinueはC/C++等の他の一般的な言語のcontinueとは異なった意味に用いられます。その代わりに、C/C++のcontinueに対応するnextが用意されています。 　lastステートメントは、C/C++のbreak文に相当し、ループを終了します。 　redoステートメントはnextと同様にループの先頭に戻りますが、このときループ条件を評価せずに、continueブロックも評価しません。つまりブロック内の先頭行にジャンプするということです。 　ラベルはC言語と同じように名前の後にコロンをつけます。

name:

　スクリプトを終了するにはeit関数を使います。

exit ( status_code );

　status_codeはステータスコードとして、呼び出し側に返ります。