「VexTab Google Docs add-on」は、Google DocsのドキュメントにVexTabの簡易言語を使って楽譜を記載できるようにするためのアドオンです。
「VexTab Google Docs add-on」は、Google Docsのためのアドオンですが、Google Docsを使うにはGoogleのアカウントが必要となります。もしお持ちでない場合、まずGoogleのアカウントを取得する必要があります。GoogleアカウントはGoogleのトップ画面(https://www.google.co.jp/)の右上の「ログイン」ボタンから取得することができます。
Google Docsに「VexTab Google Docs add-on」を追加する方法は至って簡単です。
以下で説明するアドオンの追加作業は、ログイン中のGoogleアカウントに適用されますので、まずアドオンを追加したいアカウント(Googleアカウント)にログインします。
次にVexFlowのトップページの「Where Do I Start?」の説明にある「VexTab Google Docs add-on」のリンクをクリックします。
Google Docsの「VexTab Google Docs add-on」のアドオン追加画面が表示されますので、右上の「+ 無料」ボタンを押してアドオンを追加します。
以上の作業でGoogle DocsでVexTabの機能を使って楽譜を書くことができるようになります。
Google Docsのドキュメントに楽譜を追加するには、ドキュメントのメニューの[アドオン]-[VexTab Music Notation]-[Insert VexTab]を選択します。
VexTabの楽譜データの編集画面が表示されます。上側がプレビュー領域、下側がコードボックスでここにVexTabの簡易言語で楽譜データを入力します。
コードボックスへはVexTabの簡易言語を使って楽譜データを入力しますが、ここでは試しにVexTabで紹介されているサンプルデータを入力してみます。
tabstave notation=true tablature=false notes 4-5-6/3 ## =|: 5-4-2/3 2/2 =:| tabstave notation=true tablature=false notes C-D-E/4 #0# =:: C-D-E-F/4 =|=
データを入力すると、次のように表示されるはずです。
画面左下の「Insert Notation」ボタンを押すと楽譜データが保存され、入力画面が閉じてドキュメントの通常画面に入力した楽譜が表示されます。当然のことですが、ドキュメント内に楽譜とテキストを混在させることもできます。
すでにGoogle Docsのドキュメントに追加されている楽譜を再度編集するには、ドキュメント上の楽譜を選択してメニューの[アドオン]-[VexTab Music Notation]-[Edir selected VexTab]を選択します。
すると再び、VexTabの楽譜データの編集画面が表示されますので希望の修正箇所を修正し、「Insert Notation」ボタンでそれを保存、通常画面に戻ります。
ドキュメントの通常画面で楽譜を選択して[DEL]キーを押すと選択されている楽譜が削除されます。
コードボックスに楽譜データを入力する際に用いる簡易言語の仕様については、VexTabの簡易言語のページをご覧ください。