音の高さは音名/オクターブの組み合わせで指定する方法(五線譜形式)と、フレット/弦の組み合わせで指定する方法(TAB形式)があります。
基本書式notes {key}{suffix}?\/{octave} {key} [C|D|E|F|G|A|B] {suffix} [n|#|##|@|@@] {octave} [3|4|5|6]パラメータ
パラメータ | 説明 | |
---|---|---|
key | 音名で音の高さを指定します。 | |
値 | 意味 | |
C | ド | |
D | レ | |
E | ミ | |
F | ファ | |
G | ソ | |
A | ラ | |
B | シ | |
suffix | suffixパラメータで変記号を付けることができます | |
値 | 意味 | |
n | ナチュラル | |
# | 1個の#(シャープ) | |
## | 2個の#(シャープ) | |
@ | 1個のb(フラット) | |
@@ | 2個のb(フラット) | |
octave | keyパラメーターで指定された音がどのオクターブにある音なのかをoctaveパラメータで指定します。指定可能な値は3~6の整数です。これ以外の範囲も受け付けますが楽譜の表示範囲を超えてしまいます。 |
次に示すのは、4オクターブ目のC#だけの簡単な楽譜の例です。楽譜の下のコードボックス内のコードを変更すると、楽譜の表示に反映されますので、いろいろと試してみてください。
コード<div class="vex-tabdiv" width="300" scale="1.0" editor="true" editor_width="680" editor_height="40"> tabstave notation=true tablature=false notes C#/4 </div>
notes {fret}\/{string} {fret} [1-24] {string} [1-6]パラメータ
パラメータ | 説明 | |
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fret | フレット/弦形式で音の高さを指定する場合のフレット位置を示すパラメータです。基本的には1~24の範囲の整数となりますが、24以上の値も受け付けることができます。ただし楽譜の表示範囲を超えてしまう場合があります。 | |
string | フレット/弦形式で音の高さを指定する場合の弦を示すパラメータです。指定可能な値は1~6の範囲の整数となります。 |
次に示すのは、5弦の2フレット目(つまり3オクターブ目のB)を指定しただけの簡単な楽譜の例です。楽譜の下のコードボックス内のコードを変更すると、楽譜の表示に反映されますので、いろいろと試してみてください。
コード<div class="vex-tabdiv" width="300" scale="1.0" editor="true" editor_width="680" editor_height="40"> tabstave notation=true tablature=true notes 2/5 </div>