ここまでの説明(音の高さの指定, 音の長さの指定)では、すべて単音の例を使って説明してきましたが、時系列的に連続する複数の音符は圧縮された書式で書くことができます。
同じオクターブの音や同じ弦の音は、'-'でつないで同じ行に書くことができます。
TAB形式で表記された音符も同様に'-'で連結することができます。
例えば、次のコードは、
<div class="vex-tabdiv" width="300" scale="1.0" editor="true" editor_width="680" editor_height="40">tabstave notation=true tablature=false notes :4 3/5 5/5 7/5 8/5 </div>
すべての音が5弦上にありますので、次のように連結することができます。
オクターブや弦が変わったもスペースを空けずにそのまま続けて書くことができます。後に連結できる音があれば同じように'-'で連結することができます。
音符の中で音符の長さを指定するには':n:'形式を使います。 nは4分音符なら4、8分音符なら8となりますが、詳しくは音の長さの指定をご覧ください。
次に示すのは、五線譜形式の連結された一連の音符中で音符の長さを変更する例です。
上の例では、連結された音符中で':8:'で8分音符に、':4:'で4分音符に音符の長さを変えています。
同じ方法で、TAB形式の連結された音符中でも音符の長さを変更することができます。