コラム:諏訪湖流入河川に生きる二つのアマゴ ― 縄文アマゴと諏訪マス
諏訪湖に流れ込む上川や宮川には、釣り人の興味を引く二つのアマゴの呼び名があります。一つは、八ヶ岳周辺の渓流に残る在来アマゴとして知られる「縄文アマゴ」。もう一つは、諏訪湖で成長し、流入河川へ遡上する大型の「諏訪マス」です。
どちらもアマゴですが、その呼び名が表すものは異なります。縄文アマゴは地域に古くから生息してきた在来個体群に着目した名称であり、諏訪マスは湖を利用して成長する生活史に着目した名称です。同じ水系に暮らしながら、異なる魅力を持つ二つのアマゴを紹介します。
【縄文アマゴ】八ヶ岳山麓に残る在来アマゴ
縄文アマゴとは、諏訪東部漁業協同組合が管轄する上川・宮川水系の上流域に生息する在来アマゴの地域的な呼称です。漁協は「日本最北端の在来原種」として紹介し、地域の貴重な渓流魚として保護と情報発信に取り組んでいます。
八ヶ岳山麓から流れ出す冷涼な渓流は、アマゴが暮らすのに適した環境です。こうした上流域に残る在来個体群は、諏訪湖周辺の自然環境や河川の歴史を伝える存在でもあります。
縄文アマゴとして紹介される個体には、鮮やかな朱点と明瞭なパーマークが印象的なものも見られます。淡い銀灰色の体側に赤い斑点が散り、背側の黒点やひれの色彩と相まって、美しい渓流魚らしい姿を見せてくれます。
その価値は、美しい斑紋だけではありません。各地の河川で放流や移植が繰り返されてきた中、地域に古くから生息するアマゴの系統を守ることは、渓流の生物多様性を保全するうえでも重要です。
【諏訪マス】湖で成長し、川へ戻る大型アマゴ
諏訪マスは、諏訪湖を利用して成長するアマゴの地域的な呼び名です。渓流にとどまって生活する個体とは異なり、湖の豊富な餌を利用して大きく育ち、上川や宮川などの流入河川へ遡上する個体が知られています。
湖と河川を行き来する生活史は「降湖型」と呼ばれます。海へ下るサツキマスと同じように、川で生まれたアマゴが湖という別の成長の場を利用することで、河川にとどまる個体とは異なる成長や行動を示します。
流入河川へ遡上する大型のアマゴは、渓流釣りの対象魚としても魅力的です。湖から上ってきた魚との出会いは、上川や宮川が単なる山間の渓流ではなく、諏訪湖とつながる水系であることを実感させてくれます。
二つの呼び名が伝える、諏訪湖流入河川の魅力
縄文アマゴと諏訪マスは、別々の魚種を表す名前ではありません。前者は在来個体群という地域的な系統、後者は湖を利用する生活史に注目した呼び名です。
源流に近い冷涼な渓流と、その下流に広がる諏訪湖。上川・宮川水系には、山の渓流に生きるアマゴと、湖の恵みを利用して大きく育つアマゴの両方を知る楽しみがあります。二つの呼び名は、この水系が持つ自然の豊かさを象徴しているといえるでしょう。
※諏訪東部漁業協同組合は縄文アマゴを「日本最北端の在来原種」として紹介していますが、諏訪湖北岸の砥川にも在来アマゴが生息するとの報告があり、厳密な分布北限については確認が必要です。
※縄文アマゴは分類学上の正式名称ではありません。諏訪東部漁協が宮崎大学の岩槻教授に在来アマゴの判別を依頼したとの報告がありますが、判別方法や分析結果の詳細を記した原資料は未確認です。また、「縄文」という名称の正確な由来や、縄文時代から現在までの系統の連続性が証明されているわけではありません。
※鮮やかな朱点や明瞭なパーマークは一般的なアマゴにも見られる特徴です。縄文アマゴ固有の形態的な識別基準は確認できておらず、外見だけで在来個体群に属するかどうかを判別することはできません。
※諏訪マスの遡上時期や移動のきっかけは、水温、降雨、河川流量、個体の成熟状態などによって変わると考えられます。すべての個体が同じ時期に遡上するわけではありません。
※「縄文アマゴ」と「諏訪マス」は、それぞれ在来性と生活史という異なる観点から付けられた呼び名です。両者が遺伝的に完全に分かれた個体群であることを意味するものではありません。
上川
上川には二つの漁協があって、諏訪市四賀あたりを境に諏訪湖に近い下流部は諏訪湖漁協の管轄、上流部は諏訪東部漁協の管轄となります。
JRの鉄橋下付近では、諏訪湖からの遡上アマゴ(諏訪マス)が釣れます。この遡上アマゴを狙えるのは6〜7月頃。橋の下など流れの変化のある所が好ポイントとなります。四賀周辺では、夏季にオイカワも釣れます。諏訪インター近くの水路など、諏訪市内を流れる水路にもアマゴやイワナが入り込んでいる所があります。






諏訪市四賀を流れる上川。左岸の道路沿いには桜並木が続き、春には川沿いを美しく彩ります。






茅野市運動公園前を流れる上川。緑に囲まれた河川には大小の石が点在し、瀬を流れる清流の風景が広がります。
音無川
白樺湖を水源とする音無川は、大門街道(国道152号線)に沿って流れ下り、米沢水力発電所の上流(国道152号と県道424号が接続する付近)で上川本流と合流します。この川で狙えるのは基本的にアマゴのみで、イワナは居ないようです。
白樺湖から下流300mほどの間は川は大門街道沿いを流れますので、比較的に容易に入渓することができます。この区間で釣れるのは、ほとんどが小型のアマゴですが、そこそこの数が狙えます。






上川の支流・音無川の最上流部で見られるアマゴ。川幅が狭い上流域で、この周辺では小ぶりのアマゴが中心となります。
大門街道のチェーン装着場付近から下流600mほどの間は、川は樹林帯の中に隠れるように急流となって流れるため、釣りにくくなります。






上川の支流・音無川上流、国道152号(大門街道)のチェーン装着場付近。川の上まで樹木が張り出し、大岩の間を急流が流れる渓相で、釣りの難しいエリアです。
さらに下流の柏原付近では、再び川は大門街道沿いを流れます。ここは入渓も容易で期待できそうな渓相にも見えますが、さほど釣果実績は高くはありません。
柏原の住来寺橋から追出川合流地点までは、川幅が狭く両岸が藪で覆われ、護岸も高く川に降りにくく堰堤も連続するため釣りにくくなりますが、アマゴの魚影は多く型も良型傾向。この川での最も有望なポイントかも知れません。米沢水力発電所付近は禁漁区となっています。






茅野市柏原、子の神橋下流を流れる音無川の中流部。護岸された川へ降りられる場所が限られますが、アマゴが期待できるエリアです。
追出川(おいでがわ)
押出川は音無川の支流で、米沢水力発電所付近で合流し、下流の民家付近や車道の横などでアマゴが狙えます。
民家より上流は水路のように細くなりますが、堰堤など魚の移動を妨げる障害となるものは無いので、状況によってはここも狙いポイントとなります。
滝ノ湯川
滝ノ湯川は八ヶ岳の丸山付近を水源とし、渋川や音無川と同じように米沢水力発電所の上流で上川本流と合流します。






上川の支流・滝の湯川。国道152号との交差部から下流を望んだ渓相で、大小の岩が点在する流れと道路沿いの護岸が続きます。






上川の支流・滝の湯川に残る水力発電所跡付近の渓相。大小の岩が点在する河床を流れが縫うように下っています。
河童の湯周辺では良型のイワナやアマゴの比較的に安定した釣果が期待できます。なかでも河童の湯の横から、その上流二番目の橋までが特に有望です。高尾穂見神社の近くから上流は、川は樹木の中を流れ釣りにくくなりますが良型のイワナが期待できます。






上川の支流・滝の湯川、河童の湯付近の渓相。標高の高いこの地域では春の訪れが遅く、5月の連休頃にも河岸を桜が彩ります。






上川の支流・滝の湯川、河童の湯上流で釣れたイワナ。渓流の水生昆虫を模した毛鉤に食いついた一匹です。






上川の支流・滝の湯川、河童の湯上流で釣れたアマゴ。このエリアではアマゴとイワナが混棲しています。
渋川
渋川は八ヶ岳山麓から流れ下り、上川本流へ合流する支流です。上流には横谷渓谷や奥蓼科温泉郷があり、山間部では大小の岩や落ち込みが続く渓流の姿を見せます。
渓流魚ではアマゴが主な対象魚で、諏訪東部漁業協同組合による放流も行われています。近年では第2堰堤や飛岡橋付近がアマゴの放流地点となっており、現在も渓流釣りの対象となっている河川です。
さらに上流には横谷渓谷が続き、その最上流部にあたる奥蓼科の明治温泉付近には「おしどり隠しの滝」があります。この周辺の渋川は酸性が強く、酸性の水を好むチャツボミゴケが群生する特殊な水域としても知られています。
このため、渓相だけを見れば魅力的な上流域ですが、上流へ行くほど魚影が濃くなるとは限りません。アマゴやイワナが実際にどこまで生息しているのかなど、上流域の詳しい状況については今後確認が必要です。
宮川
宮川は諏訪湖へ流入する主要河川のひとつで、茅野市内を流れています。弓振川などの支流がありますが、渓流釣りでは宮川本流にも多くのポイントがあります。
上流から中流にかけては、比較的勾配の緩やかな里川らしい区間が多く、場所によって瀬や落ち込み、堰堤などの変化が見られます。諏訪東部漁業協同組合によるアマゴの放流も広い範囲で行われており、宮川は上川と並ぶこの地域の代表的な渓流釣り場のひとつです。
過去の現地調査では、JRすずらんの里駅より上流でも魚の反応を確認しています。ただし上流へ行くほど川幅が狭くなり、夏には水温が高くなる区間もあります。2009年7月の調査では、すずらんの里駅付近で水温19℃を記録しました。






宮川上流のJRすずらんの里駅付近に広がる春の風景。野の花が咲くのどかな田園地帯を、JR中央本線の列車が走ります。
主な対象魚はアマゴです。過去の実釣ではイワナの釣果もあり、2010年には木船付近で20cm前後のイワナと、最大27cmのアマゴを確認しています。






諏訪湖流入河川・宮川の「新橋」の下にある堰堤で釣れたアマゴ。堰堤下の落ち込みは、過去の現地調査でもアマゴの釣果が確認されたポイントです。
木舟大橋周辺は過去の調査でも実績があり、現在もアマゴの放流地点のひとつとなっています。木舟大橋上流のカーブや、新橋付近の堰堤下など、流れに変化のある場所は重点的に探りたいポイントです。
さらに下流へ行くと渓流魚だけでなく、コイやオイカワなども生息し、上流域とは異なる里川の釣りを楽しめます。






諏訪湖流入河川・宮川の木舟大橋上流。草に覆われた河岸の間を流れ、河床には大小の石が点在する里川らしい渓相が続きます。






諏訪湖流入河川・宮川の木舟大橋下流。山林に沿って流れる区間で、上流側とは異なる落ち着いた渓相が続きます。
管轄漁協
諏訪湖とその流入河川では、河川や区間によって管轄する漁業協同組合が異なります。 上川・宮川の上流域は諏訪東部漁業協同組合、諏訪湖とその周辺の流入河川は諏訪湖漁業協同組合が主に管轄しています。 主な漁協とその管轄区域、対象となる渓流魚を紹介します。
| 地域 | 漁協 | 主な対象河川・区域 | 主な渓流魚 |
|---|---|---|---|
| 長野県 | 諏訪東部漁業協同組合 | 上川・宮川の茅野市から上流の本支流(白樺湖を除く)。 上川水系の音無川・滝ノ湯川など、八ヶ岳山麓の渓流域を含む | アマゴ、イワナ、ニジマス |
| 長野県 | 諏訪湖漁業協同組合 | 諏訪湖および諏訪湖流入河川の本支流。 上川・宮川については諏訪市から下流の区域、天竜川は岡谷市から上流の本支流 | アマゴ、イワナ |
※上川・宮川は上流側を諏訪東部漁業協同組合、諏訪湖に近い下流側を諏訪湖漁業協同組合が管轄しています。 掲載した魚種は管轄区域内で確認されている主な渓流魚であり、すべての河川・区間で釣れることを示すものではありません。 また、漁業権の区域や禁漁区、遊漁期間、遊漁規則などは変更される場合があります。 釣行前には各漁協の最新情報を確認してください。
釣果状況
2010年05月09日 宮川の状況
茅野市木船のセブンイレブン付近。川がカーブする所の下流で20cm前後級のイワナが釣れました。このエリアでは初めてのイワナです。イワナの他にはアマゴが2匹(大きいもので27cm)の釣果でした。
2009年07月19日 宮川の状況
JRすずらんの里駅の近くにある小さなコンクリートの橋の少し下流から、宮川に入渓しました。護岸は低いので川に下りることは容易ですが、川岸に藪が茂っている(ところによっては川一面に茂っている)ので遡行には苦労します。水質はあまり良くありませんが、水量は豊富で適当に石も入っています。水温は19度。それでも魚はいるようで、何度か魚の反応はありましたが、なかなか釣れません。苦戦の末、アントのパターンでやっと約15cmのアマゴが釣れました。
2009年07月04日 滝ノ湯川の状況
16時頃、河童の湯(茅野市北山)の少し上流から滝ノ湯川に入渓。ほんの数回目のキャストでいきなりイワナが釣れました。張り出した樹木が邪魔で、かなりポイントに近づいていたため、あまり期待していなかったのですが、流れが複雑なため気配を悟られずに済んだのかも知れません。使用フライはエルクヘアカディスです。






上川の支流・滝の湯川、河童の湯上流で釣れたイワナ。2009年7月4日の釣果で、毛鉤に食いついた一匹です。






上川の支流・滝ノ湯川、高尾穂見神社付近の樹林帯で釣れたイワナ。2009年7月4日の釣果です。
2003年08月08日 上川の状況
18時頃に、茅野市運動公園付近から上川に入渓しました。ここは、アマゴ有望ポイントの一つです。天気は曇り、台風接近中のため、多少の風もありますので、今回は大きめのルアー(スプーン)で川底付近を探ってみました。その作戦が良かったのか、短時間の間に25cmのアマゴ1匹、15cmのアマゴ2匹が釣れました。






諏訪湖流入河川・上川の茅野市運動公園前で、スプーンを使ったルアー釣りで釣れたアマゴ。
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参考文献
1.諏訪東部漁業協同組合「上川・宮川水系の漁場案内」
遊漁券販売サービス「FISHPASS」に掲載された、諏訪東部漁業協同組合の漁場紹介。2025年7月4日更新。縄文アマゴと諏訪マスについて、地域で用いられている呼称や生息環境を確認するための中心的な資料です。
● 諏訪湖へ流入する上川・宮川水系と、音無川・滝ノ湯川などの主要支流
● 縄文アマゴを「日本最北端の在来原種」と紹介していること
● 縄文アマゴは主に八ヶ岳周辺の上流域に分布し、河川にとどまって成長すると説明されていること
● 諏訪マスを、諏訪湖を利用して成長し、流入河川へ遡上する魚として紹介していること
● 上川・宮川水系(諏訪東部漁協)|FISHPASS
本資料は、縄文アマゴと諏訪マスという地域的な呼称の使われ方を確認する根拠となります。ただし、「日本最北端」という表現や、個体群の遺伝的な在来性を独立した研究によって証明する資料ではありません。
2.水口憲哉「メガソーラー栄えて山河亡びる。諏訪湖アメノウオの産卵地が危ない」
東京海洋大学名誉教授・水口憲哉氏による、諏訪湖流入河川の在来アマゴと漁場保全に関する考察。『フライの雑誌』第118号「釣り場時評91」に掲載され、2020年2月17日にウェブ公開されました。縄文アマゴの在来性、分布北限、名称の由来を検討するうえで重要な資料です。
● 諏訪湖流入河川の上流域に残る在来アマゴと、その生息環境の保全
● 諏訪東部漁協が、在来のヤマメやアマゴを研究する宮崎大学の岩槻教授に判別を依頼したとの記述
● 諏訪湖北岸の砥川にも在来アマゴがいるため、縄文アマゴを日本最北端とする表現には異論があること
● 約6,000年前の縄文海進との関連を名称の由来として推察しつつ、さらに検討が必要としていること
● メガソーラー栄えて山河亡びる。諏訪湖アメノウオの産卵地が危ない|フライの雑誌社
本資料は、漁協による在来性の判別依頼や、分布北限をめぐる議論を確認する根拠となります。ただし、岩槻教授による判別方法や分析結果の原資料ではなく、砥川の在来アマゴについても遺伝的な調査結果を提示した論文ではありません。
3.北野聡・久保田伸三(1999)「諏訪湖流入河川におけるアマゴおよびヤマトイワナの個体群構成と性成熟」
『長野県自然保護研究所紀要』第2号、77~83ページ。諏訪湖流入河川に生息する野生のアマゴとヤマトイワナを対象に、個体群構成と性成熟を調査した学術論文です。地域の渓流魚の生息状況を把握するための基礎資料となります。
● 諏訪湖流入河川に生息する野生のアマゴとヤマトイワナを対象とした調査
● 2年間の5~9月に実施された野外調査
● 標高930~1,200mの水域でアマゴ104尾、標高1,000~1,500mの水域でヤマトイワナ68尾を採集
● 個体群構成と性成熟に関する研究
● 論文情報|CiNii Research
● 書誌情報|国立国会図書館サーチ
本資料は、諏訪湖流入河川に野生のアマゴとヤマトイワナが生息することを裏付ける学術資料です。ただし、縄文アマゴという呼称の由来や、特定の個体群の遺伝的な在来性を証明する研究ではありません。
4.国土交通省「天竜川水系河川整備基本方針の変更について〈参考資料〉」
2023年10月20日、国土交通省。天竜川水系の河川環境や生息生物を整理した行政資料です。諏訪湖と流入河川におけるアマゴ・サツキマスの生息を確認するための公的資料として参照しました。
● 天竜川の源流付近に位置する諏訪湖と、その流入河川の自然環境
● 諏訪湖へ流入する河川に、サツキマス(同種で生活史が異なるアマゴを含む)が生息するとの記載
● 諏訪湖周辺の魚類や水生植物など、生態系に関する情報
● 天竜川水系河川整備基本方針の変更について〈参考資料〉(PDF)|国土交通省
本資料は、諏訪湖流入河川にアマゴ・サツキマスが生息することを確認する根拠となります。ただし、「諏訪マス」という地域的な呼称や、その個体ごとの回遊経路を直接調査した資料ではありません。
5.諏訪東部漁業協同組合「諏訪東部漁協 釣り場案内・遊漁規則」
遊漁券販売サービス「つりチケ」に掲載された諏訪東部漁業協同組合の漁場案内。縄文アマゴと諏訪マスについて、漁協側の説明を確認するための資料です。
● 管轄する主要河川は、宮川・上川および各支流であること
● 縄文アマゴが生息する地域として紹介されていること
● 諏訪湖から流入河川へ戻るアマゴを「諏訪マス」と呼んでいること
● アマゴ・イワナなど、管轄水域に生息する魚種と遊漁に関する情報
● 諏訪東部漁協 釣り場案内・遊漁規則|つりチケ
本資料は、漁協による二つの呼称の使用と、諏訪マスが湖から戻るアマゴとして紹介されていることを確認する根拠となります。1番のFISHPASSと同じ漁協の情報に基づくため、独立した科学的検証資料としては扱いません。
6.BRECOL「諏訪湖流入河川の縄文アマゴとヤマトイワナを求めて」
2023年8月4日公開。「イワナの世界へようこそ Vol.8」。諏訪湖流入河川でアマゴとヤマトイワナを釣獲した釣行記です。写真を通じて、この地域のアマゴの斑紋や体色を観察するための参考資料となります。
● 諏訪湖流入河川の上流域で釣獲された複数のアマゴの写真
● 鮮やかな朱点や明瞭なパーマークなど、写真に見られる外見的特徴
● 著者自身も、釣獲した個体が縄文アマゴなのか、一般的なアマゴなのか判断できなかったと記していること
● 同じ水系の上流域で釣獲されたヤマトイワナの写真と釣行記録
● 諏訪湖流入河川の縄文アマゴとヤマトイワナを求めて|BRECOL
本資料は、諏訪湖流入河川で釣獲されたアマゴの外見を紹介する参考資料です。掲載された個体が縄文アマゴであると確定した記録ではなく、朱点やパーマークを縄文アマゴ固有の識別基準とする根拠にはなりません。
