前川河口域では、ルアーでヒラメやスズキが釣れています。ヒラメのポイントとなるのは、河口直下のタナ落ち。20~30gのバイブレーションなどを使ったルアー釣りが効果的です。夕まずめ頃が狙い時となります。スズキは、河口から上流の橋までの間が特に有望。フローティングミノーで水面直下を狙った釣り方が効果的です。
沖堤防では、イサキが好調です。
福島港のチップ置き場前の岸壁では、豆アジがかなり好調。現在は群れの移動範囲は狭く、ほぼ1日中好食いが継続しています。日中の狙いダナは5m前後。ハリは小さめの3号が効果的です。
チップ置き場前の岸壁(P1)では、良型のシロギスも堅調。現在はまだ、沖の深場がメインの狙いポイントとなっています。
当日の使用タックルは、ロッド:遠投竿 3号 5.3m、リール:スピニングリール(大型)、道糸:ナイロン5号、ウキ止め、シモリ玉、羽根ウキ 10号、シモリ玉、ウキ止め、クッションゴム、片テンビン、ステンカゴ(オモリ8号)、ハリス:2.5号 2ヒロ、釣り針:伊勢尼針:5~7号。食いが悪い場合は、小型バリが効果的です。
付け餌はオキアミのボイル、撒き餌はパン粉+チヌ用の集魚剤+アミエビを混ぜた物を使用。
川内港の西日本興産前の短堤防の先端部では、アジ子が好調です。狙いポイントは堤防先端部正面の竿下付近。50尾前後の釣果が期待できる状況です。
 福島港のチップ置き場前の岸壁では、アオリイカが堅調に釣れています。現在のアベレージサイズは1kg級。散発的には、2kg級も釣れています。特に期待できるのは、潮の良く動く大潮周り。エギングでの釣果が多く見られますが、これから小魚が接岸するようになると、泳がせ釣りも期待できるようになります。冷凍アジでも狙えますが、アオリイカよりもタコが釣れる可能性が高くなります。
 狙いポイントは、岸壁際付近から沖合いまで。総じて日中は沖目、夕まずめから朝まずめ頃までは岸壁際付近に寄って来る傾向もあります。餌木のサイズは、2.5号。パターンは、ピンク、オレンジ、赤などのマーブル系での好反応が多く見られます。濁り時には、オレンジ・ゴールド系も効果的です。埠頭の突端部付近では、アオリイカよりもコウイカが多くなります。
 港内では、カタボシイワシが好調。日によっては、数釣りも期待できます。
 コノシロは、日ムラも見られますが、釣果状況が継続しています。
 福島港では海水温も低水温のピーク期を迎え、メッキなどの小魚類は一時的な低迷状況となっています。
 アオリイカの釣果状況の伸びは、例年に比べると遅れ気味です。チップ置き場前の岸壁などでは、食い気は低いものの、頻繁にアオリイカの群れの回遊も見られるようになって来ていて、そろそろ好釣果も期待できそうです。
 河口左岸の導流堤では、乗っ込みの良型メジナが釣れていますが、その超過状況は次第に終息に向かいつつあるようです。
福島港の外港埠頭の突端部付近でのエギングでは、アオリイカの釣果状況は低迷気味。対照的に、コウイカは例年に比べると好調で、小一時間で2杯ほどの釣果も見られます。使用餌木はピンクゴールド系の3,5号。現在は沖がポイントとなっていますので対岸の堤防方向をフルキャストで狙い、底層を重点的に探ります。
岸壁では、散発的に2~5kgのマダコが釣れています。
港内ではメッキが好調です。ワームなどのルアー釣りでは、スロープ周りからが狙いやすいポイントです。船と船の間など、ルアーで狙いにくい所ではサビキ釣りでも狙えます。
 長堤防の港外側の消波ブロックから、沖合い約15mの所をウキフカセ釣りで狙ってチヌのメイタ級が好調に釣れています。
 現在の食いダナは浅めの1ヒロ半前後ですが、タナを固定した仕掛けよりもウキ止めを外した全層狙い級仕掛けの方か効果的なようです。
 ツケ餌はオキアミ生のMサイズ、マキ餌はパン粉2kg、チヌ用の集魚材料3kg、オキアミ生のMサイズ半角をブレンドしたものなどでの好釣果も見られます。
川内港では、導流堤の先端部でブリなどの青物魚が回遊中です。堤防の中ほどでは50cmオーバー級のチヌや20cm前後級のシロギスも釣れています。サビキ釣りではメッキも釣れています。ナイトエギングでアオリイカが釣れています。