谷山港のアオリイカ
谷山港では赤灯台堤防、600堤防、ヘリポート前などで比較的に安定したアオリイカ釣果が期待できます。
谷山港のアオリイカ釣果予測の目安となるのが山川方面での釣果状況です。潮流に乗って錦江湾内に入って来るアオリイカが山川外港で釣れ始めてからおおよそ2ヶ月後、または指宿港で釣れ始めてから20日~1ヶ月ほど後に谷山港でもアオリイカの釣果が期待できるようになります。
谷山港では次のような順で「アオリイカ」が釣れ始めます。
① ヘリポート前の東向きの岸壁(一文字堤防側)でアオリイカが釣れ始める
② 600堤防で湾口への下げ潮に乗ったアオリイカが釣れ始める
③ ヘリポート前岸壁付近でアオリイカが釣れ始める
赤灯台堤防と600堤防の間の海底段差部のアオリイカ
谷山港のアジ
谷山港では、港内のほぼ全域がアジの狙いポイント。梅雨頃からサビキ釣りでアジ子が釣れるようになります。遠投カゴ釣りでは30cm前後級までの良型アジが狙えます。
サビキ釣りで豆アジやアジ子を狙うなら、日本ガス前が足場も良く特におすすめです。
中型から良型を狙うなら、600堤防、交通安全教育センター前、ヘリポート前、コマロック周辺の岸壁などのポイントが有望です。
谷山港のカサゴ
カサゴは谷山港のほぼ全域で狙えますが、近年は数が減り型も小型傾向です。よって、魚の残っているポイントを探して広範囲に探り歩いたり、仕掛けをやや沖合いに投じて誘いをかけながら手前に寄せて来るような釣り方が効果的です。
近年でも「カサゴ」が比較的に良く釣れているのは、
① 交通安全教育センター前のテトラ帯
② 600堤防
③ ヘリポート前の北向きの岸壁
などです。
谷山港のカマス

谷山港一帯では、初夏頃から35cm前後級のアカガマスを主体にカマスが接岸するようになります。谷山港でカマスの実績が特に高い釣り場は600堤防です。
カマスの時合は夜明け前。夜明け以降は極端に食いが減り散発的な釣果状況となります。
釣り方は、電気ウキを使ったウキ釣り仕掛けで3m前後の浅ダナを狙います。
【使用するタックルの目安】
● ロッド:磯投竿 2号
● リール:スピニングリール 2500~3000番
● 道糸:ナイロン 3号
● ウキ止め
● シモリ玉
● ウキ:棒ウキ(電気ウキ)3号
● からまん棒
● オモリ:樽型オモリ 3号
● ハリス:5号 1ヒロ半
● 釣り針:丸セイゴ針 12~13号
釣り針のチモトには、ビニールチューブをかぶせてカマスの鋭い歯からハリスをガードします。
付け餌はキビナゴ餌が基本。皮目の光る新鮮なものは魚の反応も良く効果的です。キビナゴ餌を使う場合、十分に食い込ませてからのアワセが必要です。
谷山港一帯では、初夏頃から35cm前後級のアカガマスを主体にカマスが接岸するようになります。谷山港でカマスの実績が特に高い釣り場は600堤防です。
カマスの時合は夜明け前。夜明け以降は極端に食いが減り散発的な釣果状況となります。
釣り方は、電気ウキを使ったウキ釣り仕掛けで3m前後の浅ダナを狙います。
【使用するタックルの目安】
● ロッド:磯投竿 2号
● リール:スピニングリール 2500~3000番
● 道糸:ナイロン 3号
● ウキ止め
● シモリ玉
● ウキ:棒ウキ(電気ウキ)3号
● からまん棒
● オモリ:樽型オモリ 3号
● ハリス:5号 1ヒロ半
● 釣り針:丸セイゴ針 12~13号
釣り針のチモトには、ビニールチューブをかぶせてカマスの鋭い歯からハリスをガードします。
付け餌はキビナゴ餌が基本。皮目の光る新鮮なものは魚の反応も良く効果的です。キビナゴ餌を使う場合、十分に食い込ませてからのアワセが必要です。
谷山港のサッパ
七ツ島側の港湾一帯の岸壁や堤防(コマロック・鹿商海運周辺、障子川河口周辺、鹿児島ドック側)では、冬季にサッパが釣れるようになります。
サッパの回遊するポイントは日々変化しますので、群れを探して一帯の岸壁を探るように釣り方が効果的な場合もあります。
谷山港でのサッパの釣り方は撒き餌を使わないサビキ釣りもよく見られます。
サッパ釣りでは、ロッドのスペックはさほど要求されませんので、錘負荷が適合するなら万能竿でもOKです。
サビキ仕掛け本体は市販のママカリ用サビキ仕掛けを使用する場合もあります。サビキバリのスキン関して、サッパの食いが特に期待できるのはサバ皮ですが、傷みやすいという欠点もあります。これに対して、多少食いは劣りますがハゲ皮の方が耐久性があります。
オモリの代わりにメタルジグを使ったジグサビキ仕掛けでも狙うことが出来ます。
谷山港のブリ

谷山港のマダコ
マダコはヘリポート前の岸壁が特に有望です。谷山港のマダコは、1年を通して狙えますが本格的な釣果が望めるのは、5月頃から6月頃までです。
釣り方はタコテンヤ釣り。タコテンヤには豚肉や鶏のささみ肉を針金で縛り付けます。メインの狙いポイントは岸壁際ですが、反応が無ければやや沖合いも探ってみます。投じた仕掛けを着底させて、ゆっくりと底引きするのが基本的な釣り方です。
狙い潮は、満潮の直前や、満潮の潮止まりから下げ潮が動き始める頃。干潮時や潮止まり時は、ほとんど期待できません。釣り人が多く入ると、マダコも少なくなりますが、良いポイントには次の大潮周りで、また他のタコが入ってきますので日を改めて狙って見る価値はあります。シーズン中盤以降は、魚信が不鮮明になることもありますが、竿をしゃくって仕掛けにアクションを加えてとやると乗って来ることがあります。
ここ数年、谷山港のマダコは減少気味。本格的な釣果も昔よりも遅く始まる傾向があります。
谷山港の釣りポイント

P1: 赤灯台堤防
P2: 600堤防
P3: ヘリポート前
P4: 日本ガス前
P6: 谷山長水路
Pb: 交通安全教育センター前
P9, Pa: 七ツ島:コマロック・鹿商海運
P7: 七ツ島:河口船溜まり
P5: 七ツ島:鹿児島ドック側

P1: 赤灯台堤防
P2: 600堤防
P3: ヘリポート前
P4: 日本ガス前
P6: 谷山長水路
Pb: 交通安全教育センター前
P9, Pa: 七ツ島:コマロック・鹿商海運
P7: 七ツ島:河口船溜まり
P5: 七ツ島:鹿児島ドック側
赤灯台堤防







600堤防







赤灯台堤防の南側に位置する「600堤防」は「600m堤防」とも呼ばれますが、岸壁から堤防先端部までの長さは現在では約350m。沖に突き出た堤防先端部は昔と潮の流れが変わったとはいえ、現在でも谷山港の主要狙い場の一つとなっています。
600堤防の北側を狙った泳がせ釣りでは、アオリイカやスズキも比較的に良く釣れます。ここでは、干潮時に単発的に40cm級のヒラメが釣れることもあります。
600堤防の南側や北側のやや沖合いをシロギス用の投げ釣り仕掛け、泳がせ釣り、ルアー釣りなどで狙えばエソが釣れることもあります。
夏季に600堤防の先端部付近から南側をウキフカセ釣りで狙えば、40cm前後級までのヘダイが釣れます。
600堤防の先端部南方向では、良型のアイゴの好釣果状況が継続することがあります。
600堤防のアオリイカ
600堤防では、
① 堤防の根元から先端部までの北側
② 堤防の根元から先端部までの南側
③ 堤防先端部の沖合
のほぼ全方向がアオリイカの狙いポイントとなります。特に人気があるのは600堤防と赤灯台堤防との間にある海底段差部や600堤防の先端部ですが、600堤防根元付近の南側や600堤防根元付近の北側も有望ポイントです。特に600堤防北側は交通安全教育センター前まで一帯がアオリイカの有望ポイントとなっています。
生き餌の泳がせ釣りで狙うなら、オモリを付けずに生き餌を自由に泳がせる釣り方で、反応を見ながら一帯を探り歩くような釣り方も効果的です。
600堤防のアオリイカは満潮周りが特に有望です。
600堤防のアジ
600堤防では、夏季に竿下狙いのサビキ釣りでアジ子が狙えます。先端部付近から沖合いを遠投カゴ釣りで狙えば30cm前後級までの良型アジも期待できます。
600堤防のカサゴ
600堤防のカサゴは、やや良型傾向です。堤防の南側、北側ともに狙えますが、狙いポイントは堤防際だけに限定するよりも、敷石やブロック際から堤防際までを広く探るような釣り方が効果的です。仕掛けがブロックなどの穴に入ったと感じたら、しばらく魚信を待つことも大事です。オモリは丸玉オモリの3~4号、ハリスは5cm前後を目安とします。
赤灯台堤防の南側に位置する「600堤防」は「600m堤防」とも呼ばれますが、岸壁から堤防先端部までの長さは現在では約350m。沖に突き出た堤防先端部は昔と潮の流れが変わったとはいえ、現在でも谷山港の主要狙い場の一つとなっています。
600堤防の北側を狙った泳がせ釣りでは、アオリイカやスズキも比較的に良く釣れます。ここでは、干潮時に単発的に40cm級のヒラメが釣れることもあります。
600堤防の南側や北側のやや沖合いをシロギス用の投げ釣り仕掛け、泳がせ釣り、ルアー釣りなどで狙えばエソが釣れることもあります。
夏季に600堤防の先端部付近から南側をウキフカセ釣りで狙えば、40cm前後級までのヘダイが釣れます。
600堤防の先端部南方向では、良型のアイゴの好釣果状況が継続することがあります。
600堤防のアオリイカ
600堤防では、
① 堤防の根元から先端部までの北側
② 堤防の根元から先端部までの南側
③ 堤防先端部の沖合
のほぼ全方向がアオリイカの狙いポイントとなります。特に人気があるのは600堤防と赤灯台堤防との間にある海底段差部や600堤防の先端部ですが、600堤防根元付近の南側や600堤防根元付近の北側も有望ポイントです。特に600堤防北側は交通安全教育センター前まで一帯がアオリイカの有望ポイントとなっています。
生き餌の泳がせ釣りで狙うなら、オモリを付けずに生き餌を自由に泳がせる釣り方で、反応を見ながら一帯を探り歩くような釣り方も効果的です。
600堤防のアオリイカは満潮周りが特に有望です。
600堤防のアジ
600堤防では、夏季に竿下狙いのサビキ釣りでアジ子が狙えます。先端部付近から沖合いを遠投カゴ釣りで狙えば30cm前後級までの良型アジも期待できます。
600堤防のカサゴ
600堤防のカサゴは、やや良型傾向です。堤防の南側、北側ともに狙えますが、狙いポイントは堤防際だけに限定するよりも、敷石やブロック際から堤防際までを広く探るような釣り方が効果的です。仕掛けがブロックなどの穴に入ったと感じたら、しばらく魚信を待つことも大事です。オモリは丸玉オモリの3~4号、ハリスは5cm前後を目安とします。
600堤防のチヌ

600堤防のチヌは、堤防の敷石際などが狙いポイント。堤防一帯のほとんどどこでも狙えます。なかでも600堤防中ほどの、やや先端部寄りから南方向を狙っての釣果が多く見られます。ここには600堤防の根元から続く沈みテトラ帯の終端部があり、それがポイントを探す目印となります。
ここでの好潮は、南東方向から600堤防に向かう潮が、堤防沿いにやや左流れとなるようなときです。
狙い方は底層を狙ったウキフカセ釣りも有望。遠投気味に投じた仕掛けが、馴染んで岸壁沿いを左流れに流れる間に食って来る傾向があります。
600堤防の根元から西側の岸壁一帯は、さほど人気のある狙い場ではありませんが、良型チヌの回遊、周回ルートとなっていてkg級の堅調な釣果が見られることもあります。
600堤防のチヌは、堤防の敷石際などが狙いポイント。堤防一帯のほとんどどこでも狙えます。なかでも600堤防中ほどの、やや先端部寄りから南方向を狙っての釣果が多く見られます。ここには600堤防の根元から続く沈みテトラ帯の終端部があり、それがポイントを探す目印となります。
ここでの好潮は、南東方向から600堤防に向かう潮が、堤防沿いにやや左流れとなるようなときです。
狙い方は底層を狙ったウキフカセ釣りも有望。遠投気味に投じた仕掛けが、馴染んで岸壁沿いを左流れに流れる間に食って来る傾向があります。
600堤防の根元から西側の岸壁一帯は、さほど人気のある狙い場ではありませんが、良型チヌの回遊、周回ルートとなっていてkg級の堅調な釣果が見られることもあります。
600堤防のマダイ・チダイ
600堤防でマダイを狙うなら、600堤防の先端部が最も有望です。ここでは、堤防先端部の沖合いを遠投カゴ釣りで狙うような釣り方が基本。沖に引っ張られるような「引かれ潮が」好潮となります。
撒き餌は、アミエビとパン粉。さらに集魚剤を加える場合もあります。付け餌は、糸巻きにしたアミエビやオキアミを使用します。釣りダナは、竿2本半を目安として状況次第で調整します。
600堤防ではマダイと同じ釣り方でチダイも狙えます。
【使用するタックルの目安】
● ロッド:遠投竿 6号
● リール:スピニングリール 4500番
● ウキ止め
● シモリ玉
● ウキ:発泡ウキ 20号
● ウキストッパー
● 片テンビン
● カゴ:網目の粗いステンカゴ
● オモリ:15号
● ハリス:1.75号
● 釣り針:マダイ針6~7号
ヘリポート前







沖合いに沖に300mほど突き出た地形となっている「ヘリポート前の岸壁」は、車を横付けできることなどから600堤防と並んで人気の釣り場となっています。
ここでの釣り方は遠投カゴ釣り、泳がせ釣り、ブッコミ釣り、サビキ釣りなどが効果的。東向きの岸壁(一文字堤防側の岸壁)は、潮が速く流れることも多くウキフカセ釣りにはあまり向きません。休日など釣り人が多い日には遠投カゴ釣りも難しくなります。
ここの釣果状況は総じて潮が良く流れて、沖の一文字堤防との間に魚が多く入ってくるような状況が有望です。
ヘリポート前の岸壁には常夜灯も多く、集光性の魚の夜釣り釣果も期待できます。
東向きの岸壁では、サビキ釣りで稀にハナハゼが釣れることもあります。
アジ子などの小魚を使った「泳がせ釣り」では、アオリイカやヒラメなどの魚が狙えます。
ヘリポート前の好潮は右流れ
東向きの岸壁では上げ潮、下げ潮ともに右流れ(錦江湾口方向への流れ)が好条件となります。左流れの上げ潮で一文字堤防とヘリポート前岸壁の間に魚が入った後の下げ潮の右流れは特に期待できます。
東向きの岸壁の両端(南側と北側の角付近)は、潮流れが不完全な時でも岸壁中央部に比べると魚の寄りやすいポイントです。
ヘリポート前のアオリイカ
ヘリポート前の東向きの岸壁では、現地で釣ったアジ子などの小魚を使った泳がせ釣りが有望です。ここのアオリイカの釣果状況は、沖合いの一文字堤防との間の潮の流れ具合に強く依存します。
ヘリポート前のアジ
夏季には、ヘリポート前の岸壁一帯でアジ子が狙えます。
良型アジは東向きの岸壁(一文字堤防側)が有望。季節ごとに釣果状況の変動がありますが、ほぼ1年を通して狙えます。釣り方は、朝夕のまずめ時に遠投カゴ釣りで沖合いを狙うような釣り方が特に有望です。夜釣りでは岸壁北側の角付近の常夜灯周りが有望ポイントとなります。夜釣りでは深夜に時合となる傾向もあります。
ヘリポート前のサバ
谷山港では、秋になると良型のマサバの回遊も多く見られるようになります。ヘリポート前の東向きの岸壁一帯(一文字堤防側)は、そんなマサバの好狙い場となります。
サバの回遊は短時間に集中することが多く、半日ぐらいは同じポイントで粘ってみる価値があります。
本格的にサバの群れが寄った時には、遠投カゴ釣りよりもウキサビキ釣りの方が手返し良く数を稼げます。
狙いダナは竿1本前後を目安に状況に応じて調整します。
この時季の谷山港のサバは沖合い15mほどの所まで群れが寄って来ますのでさほど遠投する必要ありません。
ヘリポート前のシロギス
ヘリポート前の岸壁のシロギスは、当歳魚が主体。東向きの岸壁一帯(一文字堤防側)や岸壁北側の角部付近が有望ポイント。ここでは、チカラ糸を使わないチョイ投げスタイルが主流です。
東向きの岸壁一帯(一文字堤防側)では、岸壁際の敷石などに根掛りしやすいので注意が必要です。
ヘリポート前のチヌ
ヘリポート前のチヌは30cm以上の良型が平均的。ほとんどどこでも狙えます。敷石周りを狙ってのウキフカセ釣りだけでなく、東向きの岸壁(一文字堤防側)では遠投カゴ釣りで沖合いの深みや潮目などを狙うこともできます。
ヘリポート前のマダイ・チダイ
ヘリポート前では、東向きの岸壁(一文字堤防側)一帯がマダイとチダイの一般的な狙い場。岸壁の約60m沖合いがマダイの狙いポイントとなります。
釣り方は遠投カゴ釣りが一般的ですが、① 潮の流れが速すぎる場合、② 釣り人が多くて流せない場合、③ 夜釣りなどの状況ではブッコミ釣りも効果的です。
東向きの岸壁(一文字堤防側)の北側の角部付近では、ブッ込み仕掛けのチョイ投げで手の平~足の裏前後級のチダイが狙えます。ここではチダイの群れが留まることは少なく、上げ潮や下げ潮に乗って一文字堤防との間に出入りする魚の群れが、ここを通過する一瞬に時合が集中する傾向があります。
夏季にはサビキ釣りで小ダイが釣れますが、リリースサイズが主体となります。
沖合いに沖に300mほど突き出た地形となっている「ヘリポート前の岸壁」は、車を横付けできることなどから600堤防と並んで人気の釣り場となっています。
ここでの釣り方は遠投カゴ釣り、泳がせ釣り、ブッコミ釣り、サビキ釣りなどが効果的。東向きの岸壁(一文字堤防側の岸壁)は、潮が速く流れることも多くウキフカセ釣りにはあまり向きません。休日など釣り人が多い日には遠投カゴ釣りも難しくなります。
ここの釣果状況は総じて潮が良く流れて、沖の一文字堤防との間に魚が多く入ってくるような状況が有望です。
ヘリポート前の岸壁には常夜灯も多く、集光性の魚の夜釣り釣果も期待できます。
東向きの岸壁では、サビキ釣りで稀にハナハゼが釣れることもあります。
アジ子などの小魚を使った「泳がせ釣り」では、アオリイカやヒラメなどの魚が狙えます。
ヘリポート前の好潮は右流れ
東向きの岸壁では上げ潮、下げ潮ともに右流れ(錦江湾口方向への流れ)が好条件となります。左流れの上げ潮で一文字堤防とヘリポート前岸壁の間に魚が入った後の下げ潮の右流れは特に期待できます。
東向きの岸壁の両端(南側と北側の角付近)は、潮流れが不完全な時でも岸壁中央部に比べると魚の寄りやすいポイントです。
ヘリポート前のアオリイカ
ヘリポート前の東向きの岸壁では、現地で釣ったアジ子などの小魚を使った泳がせ釣りが有望です。ここのアオリイカの釣果状況は、沖合いの一文字堤防との間の潮の流れ具合に強く依存します。
ヘリポート前のアジ
夏季には、ヘリポート前の岸壁一帯でアジ子が狙えます。
良型アジは東向きの岸壁(一文字堤防側)が有望。季節ごとに釣果状況の変動がありますが、ほぼ1年を通して狙えます。釣り方は、朝夕のまずめ時に遠投カゴ釣りで沖合いを狙うような釣り方が特に有望です。夜釣りでは岸壁北側の角付近の常夜灯周りが有望ポイントとなります。夜釣りでは深夜に時合となる傾向もあります。
ヘリポート前のサバ
谷山港では、秋になると良型のマサバの回遊も多く見られるようになります。ヘリポート前の東向きの岸壁一帯(一文字堤防側)は、そんなマサバの好狙い場となります。
サバの回遊は短時間に集中することが多く、半日ぐらいは同じポイントで粘ってみる価値があります。
本格的にサバの群れが寄った時には、遠投カゴ釣りよりもウキサビキ釣りの方が手返し良く数を稼げます。
狙いダナは竿1本前後を目安に状況に応じて調整します。
この時季の谷山港のサバは沖合い15mほどの所まで群れが寄って来ますのでさほど遠投する必要ありません。
ヘリポート前のシロギス
ヘリポート前の岸壁のシロギスは、当歳魚が主体。東向きの岸壁一帯(一文字堤防側)や岸壁北側の角部付近が有望ポイント。ここでは、チカラ糸を使わないチョイ投げスタイルが主流です。
東向きの岸壁一帯(一文字堤防側)では、岸壁際の敷石などに根掛りしやすいので注意が必要です。
ヘリポート前のチヌ
ヘリポート前のチヌは30cm以上の良型が平均的。ほとんどどこでも狙えます。敷石周りを狙ってのウキフカセ釣りだけでなく、東向きの岸壁(一文字堤防側)では遠投カゴ釣りで沖合いの深みや潮目などを狙うこともできます。
ヘリポート前のマダイ・チダイ
ヘリポート前では、東向きの岸壁(一文字堤防側)一帯がマダイとチダイの一般的な狙い場。岸壁の約60m沖合いがマダイの狙いポイントとなります。
釣り方は遠投カゴ釣りが一般的ですが、① 潮の流れが速すぎる場合、② 釣り人が多くて流せない場合、③ 夜釣りなどの状況ではブッコミ釣りも効果的です。
東向きの岸壁(一文字堤防側)の北側の角部付近では、ブッ込み仕掛けのチョイ投げで手の平~足の裏前後級のチダイが狙えます。ここではチダイの群れが留まることは少なく、上げ潮や下げ潮に乗って一文字堤防との間に出入りする魚の群れが、ここを通過する一瞬に時合が集中する傾向があります。
夏季にはサビキ釣りで小ダイが釣れますが、リリースサイズが主体となります。
日本ガス前

ヘリポートの南側、日本ガス前の岸壁では、主にアオリイカ、アジ、コロダイ、チヌ、ネイゴ、ヤズなどの魚が狙えます。
岸壁近くの水深は「ヘリポート前」に比べると少し浅く、沖合いを狙った遠投性の高い仕掛けや撒き餌が有効となることもあります。
海底は基本的に砂地となっていますが、岸壁の近くは敷石などの障害物もあります。
日本ガス前の岸壁には目立った消波ブロック帯はありませんが、東向き岸壁の中央部付近に少し消波ブロックが積まれた所があり、ここも各魚の有望ポイントとなっています。
日本ガス前のアジ
日本ガス前のでは、岸壁の南側角部付近(point-a)のアジ子が有望。ここではヘリポート前ほどアジ子を狙う人はいませんが、ヘリポート前で釣果状況が思わしくない時でも良く釣れることがありますので試してみる価値はあります。
ここのアジ子は岸壁際にあまり寄って来ない傾向もありますので、ウキサビキ釣りで沖目も狙える準備をしておいた方が確実な釣果が得られます。
岸壁南側(point-b)などでは、秋頃に散発的に手の平前後級のカワハギが釣れるようになります。
日本ガス前のオオモンハタとキジハタ
南側の角部の少し北側(point-b)では、オオモンハタやキジハタが狙えます。ここでの釣果の多くは、メジナ狙いの外道魚として釣れますが、ルアーなどで本命魚として狙えばさらなる釣果も望めそうです。
日本ガス前のチヌ
チヌは、3月頃から11月の末頃までが特に有望。40cmオーバー級が比較的に良く釣れるポイントです。12月頃からは、「チヌ」の釣果は少なくなりますが散発的、単発的な良型釣果が継続します。
この一帯は変化の乏しい砂地ベースの海底地形なので、岸壁の沖合い約20~30m付近に撒き餌を一点打ちして、回遊するチヌを足止めし、ウキ沈め釣りで狙う釣り方も効果的です。撒き餌は遠投性の高いまとまりの良いチヌ用集魚剤を使用します。チヌを足止めさせるには、大量の撒き餌が必要となりますので、パン粉を使って増量します。
【ウキ沈め釣りで使用するタックルの目安】
● ロッド:チヌ竿 0.6号 5.3m
● リール:スピニングリール 2500番
● ミチイト:1.5~2号
● ウキ:円錐ウキ 00号
● 潮受け
● サルカン
● ガン玉:G7
● ハリス:1号 3ヒロ
● 釣り針:チヌ針 1号
日本ガス前のマダイ・チダイ
東向きの岸壁の南側の角部付近からは、遠投カゴ釣りで良型のマダイが狙えます。夏季には、足の裏前後級のマダイがよく釣れるポイントです。
ヘリポートの南側、日本ガス前の岸壁では、主にアオリイカ、アジ、コロダイ、チヌ、ネイゴ、ヤズなどの魚が狙えます。
岸壁近くの水深は「ヘリポート前」に比べると少し浅く、沖合いを狙った遠投性の高い仕掛けや撒き餌が有効となることもあります。
海底は基本的に砂地となっていますが、岸壁の近くは敷石などの障害物もあります。
日本ガス前の岸壁には目立った消波ブロック帯はありませんが、東向き岸壁の中央部付近に少し消波ブロックが積まれた所があり、ここも各魚の有望ポイントとなっています。
日本ガス前のアジ
日本ガス前のでは、岸壁の南側角部付近(point-a)のアジ子が有望。ここではヘリポート前ほどアジ子を狙う人はいませんが、ヘリポート前で釣果状況が思わしくない時でも良く釣れることがありますので試してみる価値はあります。
ここのアジ子は岸壁際にあまり寄って来ない傾向もありますので、ウキサビキ釣りで沖目も狙える準備をしておいた方が確実な釣果が得られます。
岸壁南側(point-b)などでは、秋頃に散発的に手の平前後級のカワハギが釣れるようになります。
日本ガス前のオオモンハタとキジハタ
南側の角部の少し北側(point-b)では、オオモンハタやキジハタが狙えます。ここでの釣果の多くは、メジナ狙いの外道魚として釣れますが、ルアーなどで本命魚として狙えばさらなる釣果も望めそうです。
日本ガス前のチヌ
チヌは、3月頃から11月の末頃までが特に有望。40cmオーバー級が比較的に良く釣れるポイントです。12月頃からは、「チヌ」の釣果は少なくなりますが散発的、単発的な良型釣果が継続します。
この一帯は変化の乏しい砂地ベースの海底地形なので、岸壁の沖合い約20~30m付近に撒き餌を一点打ちして、回遊するチヌを足止めし、ウキ沈め釣りで狙う釣り方も効果的です。撒き餌は遠投性の高いまとまりの良いチヌ用集魚剤を使用します。チヌを足止めさせるには、大量の撒き餌が必要となりますので、パン粉を使って増量します。
【ウキ沈め釣りで使用するタックルの目安】
● ロッド:チヌ竿 0.6号 5.3m
● リール:スピニングリール 2500番
● ミチイト:1.5~2号
● ウキ:円錐ウキ 00号
● 潮受け
● サルカン
● ガン玉:G7
● ハリス:1号 3ヒロ
● 釣り針:チヌ針 1号
日本ガス前のマダイ・チダイ
東向きの岸壁の南側の角部付近からは、遠投カゴ釣りで良型のマダイが狙えます。夏季には、足の裏前後級のマダイがよく釣れるポイントです。
谷山長水路
交通安全教育センター前

七ツ島:コマロック・鹿商海運

七ツ島:河口船溜まり

谷山港の七ツ島側港湾部に注ぐ障子川の河口では、①船溜まりのアジ子、②障子側河口周辺のシロギス、③港湾部一帯の冬季のサッパ、④サッパの泳がせ釣りでのブリ、⑤ルアー釣りでのサゴシが特に有望です。
河口左岸の岸壁(point-a,b,c)では、ウキフカセ釣りで散発的、または単発的に足の裏級のアイゴが釣れることがあります。
河口船溜まりのアジ
障子川河口の船溜まりでは、サビキ釣りでのアジ子が有望です。
河口周辺のシロギス
含む七ツ島エリアでは、港湾部のほぼ全域でシロギスが狙えます。夏季には障子川河口周辺も好狙い場となります。
障子川河口周辺の堤防や岸壁での狙いポイントは、沖合い15m付近から岸壁や堤防際の敷石付近まで。仕掛けを敷石に寄せすぎると根掛りも多くなりますので、そのやや沖までを探ります。海底の深みなど地形変化のある所も狙いポイントとなります。
谷山港の七ツ島側港湾部に注ぐ障子川の河口では、①船溜まりのアジ子、②障子側河口周辺のシロギス、③港湾部一帯の冬季のサッパ、④サッパの泳がせ釣りでのブリ、⑤ルアー釣りでのサゴシが特に有望です。
河口左岸の岸壁(point-a,b,c)では、ウキフカセ釣りで散発的、または単発的に足の裏級のアイゴが釣れることがあります。
河口船溜まりのアジ
障子川河口の船溜まりでは、サビキ釣りでのアジ子が有望です。
河口周辺のシロギス
含む七ツ島エリアでは、港湾部のほぼ全域でシロギスが狙えます。夏季には障子川河口周辺も好狙い場となります。
障子川河口周辺の堤防や岸壁での狙いポイントは、沖合い15m付近から岸壁や堤防際の敷石付近まで。仕掛けを敷石に寄せすぎると根掛りも多くなりますので、そのやや沖までを探ります。海底の深みなど地形変化のある所も狙いポイントとなります。