堂崎の釣り場完全ガイド

長島の人気地磯でメジナ・アオリイカ・アイゴを攻略

鹿児島県長島町・堂崎の地磯と先端部で釣りをする釣り人
鹿児島県長島町・堂崎の地磯と先端部で釣りをする釣り人
鹿児島県長島町・堂崎の地磯と先端部で釣りをする釣り人
鹿児島県長島町・堂崎の地磯と先端部で釣りをする釣り人
鹿児島県長島町・堂崎の地磯と先端部で釣りをする釣り人
鹿児島県長島町・堂崎の地磯と先端部で釣りをする釣り人

鹿児島県長島町にある堂崎の地磯。海へ張り出した先端部は潮通しがよく、メジナやアイゴ、アオリイカなどを狙える。

鹿児島県出水郡長島町城川内(じょうかわうち)にある「堂崎」は、かつて長島を治めた長島氏の海城「堂崎城」があった場所です。現在、城跡には若宮神社が鎮座し、かつての登城路とされる石段を登り、神社から山道を進んだ先に釣り場となる地磯があります。

地磯までは約250m。途中には約30mの高低差がありますが、踏み跡のある山道をたどって磯へ向かいます。その先に広がる堂崎の地磯は潮通しがよく、特に先端部周辺が好ポイント。遠投カゴ釣りやウキフカセではメジナ(クロ)やアイゴ(バリ)、エギングではアオリイカを狙え、サラシが広がる状況ではヒラスズキも期待できます。

このページでは、堂崎の主要な釣り座ごとの特徴や狙える魚、釣り方に加え、若宮神社から地磯までのアクセスや磯へ入る際の注意点も詳しく紹介します。

堂崎をGoogleMapsで見る

取材・編集:wiredFish編集部

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堂崎の基本プロフィール

レベル 中級者〜上級者向け
アクセス 鹿児島県本土と長島を結ぶ黒之瀬戸大橋から、国道389号を長島西海岸沿いに約10km北上。城川内川と交差する付近から海側へ約300m下ると、若宮神社の駐車スペースがあります。ここから山道に入り、若宮神社を経由して地磯へ入ります。
入釣難易度 中程度。若宮神社から地磯までは山道を約250m。高低差は約30mあり、地磯へ出る直前にはやや急な斜面があります。
安全性 要注意。釣り場は天然の岩礁帯で足場に凹凸や高低差があります。特に先端部は潮通しがよく、波やうねりの影響を受けやすいため、荒天時や波の高い日は入磯を避けてください。磯靴など滑りにくい履物とライフジャケットの着用を推奨します。
主な狙い魚 アイゴ (バリ)、 アオリイカ、 メジナ (クロ)、イサキ、スズキ、ヒラスズキ、チヌ (クロダイ)、マダイ

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堂崎の釣り場と特徴

堂崎は、長島西岸から東シナ海へ細長く突き出した地磯です。周囲を海に囲まれるように張り出した地形のため潮通しがよく、メジナ(クロ)やアイゴ(バリ)をはじめ、アオリイカ、ヒラスズキなど、季節や海況によってさまざまな魚を狙うことができます。

若宮神社から鹿児島県長島町・堂崎の地磯までの入磯ルートと主な対象魚を示した釣り場マップ
若宮神社から鹿児島県長島町・堂崎の地磯までの入磯ルートと主な対象魚を示した釣り場マップ
若宮神社から鹿児島県長島町・堂崎の地磯までの入磯ルートと主な対象魚を示した釣り場マップ
若宮神社から鹿児島県長島町・堂崎の地磯までの入磯ルートと主な対象魚を示した釣り場マップ
若宮神社から鹿児島県長島町・堂崎の地磯までの入磯ルートと主な対象魚を示した釣り場マップ
若宮神社から鹿児島県長島町・堂崎の地磯までの入磯ルートと主な対象魚を示した釣り場マップ

若宮神社の駐車スペースから堂崎の地磯までの入磯ルートと、地磯周辺で主に狙える魚。

地磯へは、若宮神社の駐車スペースから山道を歩いて入ります。途中で若宮神社を経由し、地磯へ出る直前にはやや急な斜面があります。上の図では、駐車スペースから地磯までの入磯ルートと、堂崎周辺で主に狙える魚を示しています。

地磯の先端部付近は特に潮通しがよく、沖を流れる潮やその周辺にできる潮目、ヨレなどが狙い目になります。現地での傾向として、沖を流れる潮は上げ潮ではおおむね北方向、下げ潮では南方向へ流れることが多く、潮の向きや速さによって仕掛けを入れる位置を調整することが重要です。

堂崎では魚種によって有望な釣り座や狙い方が異なります。以下では、アイゴ(バリ)、アオリイカ、メジナ(クロ)など、主な対象魚ごとに具体的なポイントと釣り方を紹介します。

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コラム:堂崎城と長島氏の歴史 〜海の豪族が治めた長島列島〜

海に突き出した岬に築かれた堂崎城

現在、メジナやアイゴ、アオリイカなどを狙う釣り人が訪れる堂崎の地磯。実は、この海に突き出した岬には、かつて長島を治めた豪族・長島氏の居城「堂崎城」が築かれていました。

堂崎城は、海に突き出した岬の地形を利用した「海城(うみじろ)」です。三方を海に囲まれ、陸側からの侵入経路も限られる天然の要害でした。正確な築城年代は分かっていませんが、長島町の歴史資料によると、遅くとも南北朝時代には長島氏によって整えられていたと考えられています。現在も城跡には石段が残されており、長島町では登城口の石段を当時のものと紹介しています。

長島を治めた海の豪族・長島氏

現在の長島町は鹿児島県に属していますが、中世の長島は肥後国の一部でした。鎌倉時代になると、この地を領有した一族が地名にちなんで長島氏を名乗るようになります。

長島氏は天草地方に勢力を持った豪族の一つで、南北朝時代から室町時代にかけて勢力を広げ、「天草八氏」の一つに数えられるようになりました。堂崎城を居城とし、長島を中心に勢力を築いていきます。

長島は薩摩と天草の間に位置し、東シナ海と八代海を結ぶ海上交通の要衝にあります。良港にも恵まれた長島の地理的条件は、海を舞台に活動した長島氏にとって重要だったと考えられます。

中世の長島の中心地だった城川内

長島氏が堂崎城を居城としていた中世には、城川内(じょうかわうち)が長島の政治・軍事上の中心地だったと考えられます。

堂崎城の周辺には、現在も「御城内」「榎ノ丸」「内馬場」「本馬場」など、城に関係する地名が残されています。また、「城川内」という地名そのものも堂崎城に由来すると伝えられており、この一帯がかつて長島氏の本拠地だったことを今に伝えています。

なお、江戸時代になると長島の行政の中心は鷹巣へ移り、1657年(明暦3年)には地頭仮屋が置かれました。現在の長島町役場も鷹巣にあり、長島の中心地が時代とともに移り変わってきたことが分かります。

長島氏の退去と堂崎城の落城

戦国時代に入ると、長島をめぐる勢力関係は大きく変化します。1554年(天文23年)、長島氏は肥後の相良氏の圧迫を受け、長島を離れて出水方面へ退きました。その後、堂崎城には天草越前正(あまくさえちぜんのかみ)が入城します。

1565年(永禄8年)、野田(現在の出水市野田町)の領主・島津忠兼(しまづただかね)は、島津義虎の命を受けて長島攻略に乗り出しました。

3月23日、忠兼の軍勢は長島南部の汐見海岸に上陸。これを迎え撃った堂崎城軍との間で戦いが始まりましたが、その日は決着がつかず、両軍はいったん兵を引きました。

しかし、忠兼の軍勢は夜陰に乗じて城川内へ進軍。翌24日の夜明け前、堂崎城に一斉攻撃を仕掛けます。堂崎城では女性や子どもまで城に立てこもって抵抗し、激しい戦いとなりました。

さらに、島津氏に味方する天草の志岐氏や栖本氏の軍勢も加わり、堂崎城はついに落城。城主の天草越前正は、降伏を拒んで切腹したと伝えられています。

この戦いによって長島と獅子島は島津氏の領地となり、それまでの肥後国から薩摩国に属することになりました。現在、長島が鹿児島県に属している歴史的な背景には、この堂崎城をめぐる戦いがあったのです。

勝者・島津忠兼を襲った悲劇

堂崎城を攻略し、長島の領主となった島津忠兼。しかし、その栄光は長く続きませんでした。

落城からわずか3か月余り後の1565年7月8日、忠兼は甥にあたる島津義虎によって殺害されます。敗れた天草越前正の旧臣らによる讒言(ざんげん)が原因だったと伝えられています。

その後、長島や野田では疫病が流行し、人々はこれを忠兼の怨霊による祟りではないかと恐れました。こうした伝承が、現在まで続く若宮神社の信仰や御八日踊りの由来となっています。

若宮神社と長島の伝統行事「御八日踊り」

現在、堂崎城跡に鎮座する若宮神社には、島津忠兼夫妻の霊が祀られています。鹿児島県神社庁の由緒によると、忠兼の霊を慰めるために祀られるようになったとされています。

長島では、忠兼の命日にあたる旧暦7月8日に踊りを奉納したことが「御八日踊り(ごようかおどり)」の始まりと伝えられています。現在は8月8日に例祭が行われ、各集落に伝わる棒踊りや鐘踊りなどが奉納されています。

堂崎へ釣りに向かう際に通る石段や若宮神社は、単なる入磯ルートではありません。そこには、海の豪族・長島氏の時代から、戦国時代の激しい争い、そして島津氏の統治へと続く長島の歴史が刻まれています。

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アイゴ

堂崎は、長島西海岸の中でもアイゴ(バリ)の実績が高い地磯です。特に潮通しのよい地磯先端部では、沖を通る群れを遠投カゴ釣りで狙うことができ、良型を含めたまとまった釣果が出ることもあります。

過去の現地取材では、冬から春にかけてアイゴの釣果が確認されており、特に4月頃には好釣果となった実績があります。5月に入ると次第に数が減り、初夏に向かって春の好期は終盤を迎える傾向が見られました。年によって回遊状況は変わるため、実際の釣行時には直近の釣果情報も確認しておきましょう。

狙いポイント

鹿児島県長島町・堂崎のアイゴ釣りポイント図。地磯先端部の釣り座と沖20~30mの潮筋を示す
鹿児島県長島町・堂崎のアイゴ釣りポイント図。地磯先端部の釣り座と沖20~30mの潮筋を示す
鹿児島県長島町・堂崎のアイゴ釣りポイント図。地磯先端部の釣り座と沖20~30mの潮筋を示す
鹿児島県長島町・堂崎のアイゴ釣りポイント図。地磯先端部の釣り座と沖20~30mの潮筋を示す
鹿児島県長島町・堂崎のアイゴ釣りポイント図。地磯先端部の釣り座と沖20~30mの潮筋を示す
鹿児島県長島町・堂崎のアイゴ釣りポイント図。地磯先端部の釣り座と沖20~30mの潮筋を示す

堂崎のアイゴ(バリ)釣りポイント。地磯先端部の釣り座から、沖20~30m付近を流れる潮筋に仕掛けを入れて狙います。

堂崎でアイゴを狙う中心となるのは、地磯先端部から沖合30~40m付近を流れる潮筋です。基本となる釣り座は先端部(P2)ですが、潮の向きや速さに応じて南寄り(P1)、または北寄り(P3)に釣り座を移し、仕掛けを潮に乗せて流します。

タックルと仕掛け

堂崎では沖の潮筋を狙うため、遠投カゴ釣りが有効です。遠投磯竿にスピニングリール、発泡ウキ、テンビン、コマセカゴなどを組み合わせ、潮の流れに仕掛けを乗せてアイゴの群れを探ります。

現地では、二股仕掛けに長さの異なる2本のハリスをセットし、異なるタナを同時に探る釣り方も行われてきました。目安として長い方を0.5~1ヒロ程度、短い方をその半分程度とし、魚の反応や潮の速さに合わせて調整します。アイゴとメジナを同時に狙う場合は、汎用性の高い伊勢尼4~6号などが使いやすいでしょう。

付け餌と撒き餌

撒き餌(コマセ)は、パン粉を主体にアミエビを加えたものなどを使用します。遠投した仕掛けの周囲で撒き餌が広がり、潮に乗って流れるように調整するのがポイントです。

付け餌には練り餌が使えます。アイゴは餌取りが多い状況でも狙うことがあるため、針持ちのよい練り餌は遠投カゴ釣りとも相性のよい餌です。メジナなども同時に狙う場合は、オキアミなどを使い分けてもよいでしょう。

鹿児島県長島町・堂崎の地磯でアイゴを狙い竿を曲げる釣り人
鹿児島県長島町・堂崎の地磯でアイゴを狙い竿を曲げる釣り人
鹿児島県長島町・堂崎の地磯でアイゴを狙い竿を曲げる釣り人
鹿児島県長島町・堂崎の地磯でアイゴを狙い竿を曲げる釣り人
鹿児島県長島町・堂崎の地磯でアイゴを狙い竿を曲げる釣り人
鹿児島県長島町・堂崎の地磯でアイゴを狙い竿を曲げる釣り人

堂崎の地磯先端部でアイゴ(バリ)を狙う釣り人。沖の潮筋に仕掛けを流し、遠投カゴ釣りで回遊してくるアイゴを狙います。

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アオリイカ

堂崎では、地磯のほぼ全域でアオリイカを狙うことができます。特に春の産卵期には良型が接岸し、1kgを超えるサイズも期待できる釣り場です。磯際には岩礁や藻場が点在しているため、エギングを中心に、地形や藻の位置を探りながら広く狙うことができます。

鹿児島県長島町・堂崎のアオリイカ釣りポイント図。地磯先端部と北側のえぐれ、南側のワンドを示す
鹿児島県長島町・堂崎のアオリイカ釣りポイント図。地磯先端部と北側のえぐれ、南側のワンドを示す
鹿児島県長島町・堂崎のアオリイカ釣りポイント図。地磯先端部と北側のえぐれ、南側のワンドを示す
鹿児島県長島町・堂崎のアオリイカ釣りポイント図。地磯先端部と北側のえぐれ、南側のワンドを示す
鹿児島県長島町・堂崎のアオリイカ釣りポイント図。地磯先端部と北側のえぐれ、南側のワンドを示す
鹿児島県長島町・堂崎のアオリイカ釣りポイント図。地磯先端部と北側のえぐれ、南側のワンドを示す

堂崎のアオリイカ釣りポイント。潮通しのよい地磯先端部(P1)のほか、藻や根が点在する北側のえぐれ部(P6)、南側のワンド(P5)が主な狙い場です。

なかでも有望なのが、潮通しのよい地磯先端部(P1)です。沖から接岸してくるアオリイカを狙いやすいポイントですが、堂崎の中でも釣り人が入りやすい場所のため、釣り座を確保できないこともあります。

先端部以外では、北側のえぐれ部(P6)と南側のワンド(P5)が定番ポイントです。どちらも海底の岩礁が複雑で根掛かりしやすい反面、藻が生える場所もあり、特に春はアオリイカを狙ううえで見逃せません。エギを沈める際は根や藻の位置を意識し、根掛かりを避けながらその周辺を丁寧に探るのがポイントです。

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メジナ(クロ)

堂崎では、地磯の北側にある亀裂部(P4)と、潮通しのよい地磯先端部がメジナ(クロ)の主な狙い場です。ウキフカセ釣りを中心に、先端部では遠投カゴ釣りでも狙うことができます。

鹿児島県長島町・堂崎のメジナ釣りポイント図。地磯北側の亀裂部と先端部沖の狙い場を示す
鹿児島県長島町・堂崎のメジナ釣りポイント図。地磯北側の亀裂部と先端部沖の狙い場を示す
鹿児島県長島町・堂崎のメジナ釣りポイント図。地磯北側の亀裂部と先端部沖の狙い場を示す
鹿児島県長島町・堂崎のメジナ釣りポイント図。地磯北側の亀裂部と先端部沖の狙い場を示す
鹿児島県長島町・堂崎のメジナ釣りポイント図。地磯北側の亀裂部と先端部沖の狙い場を示す
鹿児島県長島町・堂崎のメジナ釣りポイント図。地磯北側の亀裂部と先端部沖の狙い場を示す

堂崎のメジナ(クロ)釣りポイント。北側の亀裂部(P4)ではサラシと引かれ潮を利用したウキフカセ、地磯先端部(P2)では沖約15mの落ち込みや、20~30m沖の潮筋を狙います。

過去の釣果では年間を通してメジナが狙われており、特に5月下旬頃から7月頃の梅雨時期には好釣果が期待できます。また、現地の釣り人からは「雨が降った翌日の晴天日に釣果が上向きやすい」という経験則も聞かれます。

地磯北側の亀裂部(P4)

地磯の北側、先端部から20mほど根元側へ戻った場所には、長さ約9mの亀裂部(P4)があります。波が入ると亀裂周辺にサラシが生じるため、ここではサラシとその周辺の流れを利用したウキフカセ釣りが有効です。

この付近の潮は、先端部沖を流れる潮に引かれるように瀬際を流れることがあります。撒き餌を瀬際から効かせ、その流れに仕掛けを乗せて、付け餌と撒き餌を同調させながら探ります。

瀬際にはエサ取りが集まりやすいため、まず足元へ撒き餌を打ってエサ取りを引きつけ、仕掛けはその少し沖から流し始める方法も有効です。釣りダナは2~3ヒロ程度を目安に、魚の反応を見ながら調整します。サラシで仕掛けが安定しにくい場合は、B~2B程度の浮力を持つウキを使って仕掛けをなじませる方法もあります。

地磯先端部

潮通しのよい地磯先端部では、ウキフカセ釣りと遠投カゴ釣りの両方でメジナを狙えます。

ウキフカセ釣りでは、先端部から沖へ約15mのところにある瀬際から数えて2段目の落ち込みが一つの狙い目です。潮の流れやメジナの浮き方を見ながら、落ち込み周辺へ撒き餌と仕掛けを同調させて流します。

梅雨時期にはオキアミ生(S)を付け餌として使用するほか、エサ取りが多い場合には、オキアミを小麦粉などを練ったダンゴで包んで投入する方法も使われてきました。

遠投カゴ釣りでは、地磯先端部から沖合20~30m付近を流れる潮筋が主な狙い場です。潮の向きや速さを見ながら投入位置を調整し、仕掛けを潮筋に乗せて流します。

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ヒラスズキ

堂崎でヒラスズキを狙うなら、潮通しのよい地磯先端部周辺が中心となります。特に波やうねりによって磯際にサラシが広がる状況が有望で、サラシの切れ目や払い出し、沈み根の周辺などを狙います。

釣り方はルアーフィッシングが中心です。ミノーなどを使い、サラシの中だけでなく、その外側や流れの変化する場所まで広く探ります。足元まで追ってくることもあるため、ルアーを早く回収せず、磯際まで丁寧に探るのがポイントです。

堂崎の先端部付近は、地磯としては比較的なだらかで広い場所があり、フライフィッシングでヒラスズキを狙う釣り人もいます。フライでは後方へラインを伸ばすバックキャストのために広いスペースが必要になるため、周囲にほかの釣り人がいないことを十分に確認して行う必要があります。先端部にほかの釣り人がいる場合は、フライフィッシングは避けましょう。

なお、ヒラスズキが狙いやすいサラシが出る状況は、同時に波やうねりの危険性も高くなります。波が磯を越えるような状況では無理に釣りをせず、安全を最優先してください。

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その他の注目魚種

マダイ

堂崎では、潮通しのよい地磯先端部を中心にマダイも狙えます。過去には70cm級の大型マダイが釣れた実績もあり、大物への期待が持てる釣り場です。沖の潮筋を狙う遠投カゴ釣りでは、アイゴやメジナに交じってマダイがヒットする可能性もあります。

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チヌ(クロダイ)

堂崎ではチヌの釣果も確認されており、50cm級の良型が釣れた実績があります。岩礁帯の際や沈み根の周辺などをウキフカセ釣りで探るのが基本です。メジナやアイゴほど釣果情報は多くありませんが、良型を狙える魚の一つです。

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堂崎で釣りをする際の注意事項

堂崎は、若宮神社を経由して山道を歩いて入る天然の地磯です。先端部付近には比較的なだらかで広い釣り座もありますが、磯全体には凹凸や高低差があり、波やうねりの影響も受けます。安全に釣りを楽しみ、地域の方々やほかの釣り人に迷惑をかけないためにも、以下の点に注意してください。

1. 入磯ルートの急斜面に注意する

駐車スペースから地磯までは約250mの山道を歩きます。高低差は約30mあり、特に地磯へ出る直前にはやや急な斜面があります。雨の後は足元が滑りやすくなるため、荷物を持って下る際は十分に注意してください。暗い時間帯の入磯はできるだけ避け、明るいうちにルートを確認しておきましょう。

2. 波やうねりの高い日は入磯を避ける

堂崎の先端部は潮通しがよく、波やうねりの影響を受けやすい場所です。特にヒラスズキを狙う場合はサラシが好条件となりますが、波が高すぎる状況では非常に危険です。磯を越える波が発生するような状況では釣りをせず、荒天時やうねりの強い日は入磯を避けてください。

3. ライフジャケットと磯靴を着用する

地磯では、転倒や落水に備えてライフジャケットを着用し、岩場の状態に適した滑りにくい磯靴を使用しましょう。特に濡れた岩や海藻の付着した場所は滑りやすくなります。万一の事故に備え、単独釣行をできるだけ避け、家族などに釣行先と帰宅予定を伝えておくことも大切です。

4. ほかの釣り人との距離を確保する

堂崎の先端部は比較的広い釣り座がありますが、アイゴやメジナを狙う遠投カゴ釣り、ウキフカセ釣り、ルアーフィッシングなど、さまざまな釣り方が行われています。仕掛けを投入する際は周囲の釣り人との距離を確保し、潮下にいる釣り人の仕掛けと絡まないよう注意してください。

また、ヒラスズキをフライフィッシングで狙う場合は、後方にも広いキャスティングスペースが必要です。周囲にほかの釣り人がいる場合は、フライフィッシングを控えてください。

5. 駐車場所と若宮神社周辺の利用に配慮する

地磯への入磯ルートは、堂崎城跡にある若宮神社を経由します。駐車スペースを利用する際は、神社への参拝者や地域住民の通行を妨げないようにしてください。また、石段や参道を傷つけたり、神社周辺に釣り道具やゴミを放置したりしないよう注意しましょう。立入禁止などの表示がある場合は、その指示に従ってください。

6. ゴミや釣り糸を残さない

使用済みの仕掛けや釣り糸、エサの容器などは必ず持ち帰りましょう。特に釣り糸や針の放置は、海鳥やほかの生き物に被害を与える原因になります。撒き餌を使用した場合も、岩場に大量の餌を残さないようにしてください。

釣り場を将来に残すために

堂崎は、歴史ある堂崎城跡と若宮神社を経由して入る地磯であり、釣り人だけの場所ではありません。迷惑駐車やゴミの放置、参道の損傷、危険な場所への無理な立ち入りなどが重なれば、将来的に入磯ルートの利用が制限される可能性もあります。

堂崎でこれからも釣りを楽しめるよう、安全を最優先に、神社や地域の方々、ほかの釣り人への配慮を忘れないようにしましょう。

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周辺の釣具店・コンビニ

釣具店

● ショッピングプラザ竹田
堂崎から約1.5kmの指江地区にある、最寄りの釣具店です。朝6時から営業しているため、堂崎への釣行前に仕掛けや釣り用品を調達するのに便利です。
住所:鹿児島県出水郡長島町指江106-1
電話:0996-88-5022
営業時間:6:00~19:30
地図:Googleマップでショッピングプラザ竹田を表示

● 釣具スーパーアオキ
阿久根市折口にある釣具専門店です。黒之瀬戸大橋から長島へ向かうルート上で利用しやすく、早朝から営業しているため、長島へ渡る前にエサや仕掛け、ルアーなどを専門店で購入したい場合の選択肢になります。営業時間は曜日などによって異なるため、利用前に最新の営業情報を確認してください。
住所:鹿児島県阿久根市折口3555-1
電話:0996-75-2760
地図:Googleマップで釣具スーパーアオキを表示

● A-Zあくね
阿久根市にある24時間・年中無休の大型スーパーセンターで、釣具コーナーがあります。釣具や釣りエサ、エギなどを扱っており、通常の釣具店が営業していない深夜に釣具を調達したい場合に便利です。食料や飲み物なども一緒に購入できます。
住所:鹿児島県阿久根市赤瀬川2210
電話:0996-72-2500
営業時間:24時間・年中無休
地図:GoogleマップでA-Zあくねを表示

※店舗の営業時間や取扱商品は変更される場合があります。特に釣りエサなど特定の商品が必要な場合は、事前に店舗へ確認することをおすすめします。

コンビニ

● ファミリーマート ながしま指江店
堂崎から約1.5kmの指江地区にある24時間営業のコンビニです。飲み物や食料などを釣行前に調達するのに便利です。
住所:鹿児島県出水郡長島町指江783-1
地図:Googleマップで表示

※店舗情報・営業時間は2026年10月7日現在に確認した情報です。営業時間や営業状況は変更される場合があります。

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遠征釣行に役立つ周辺情報

堂崎へ遠征する場合、長島島内には釣行後に利用できる温泉や宿泊施設があります。また、鹿児島県本土から黒之瀬戸大橋を渡った長島の玄関口には「道の駅 黒之瀬戸だんだん市場」があり、長距離運転の途中での休憩や、長島の特産品・海産物の購入にも利用できます。

長島温泉センター「椿の湯」

長島町指江地区にある温泉施設で、堂崎での釣行後に汗を流して帰る場合に便利です。大浴場のほか、露天風呂、サウナ、水風呂、家族風呂などがあり、駐車場も100台以上用意されています。

● 営業時間:13:00~21:00
● 休館日:水曜日(祝日の場合は翌木曜日)
● 入浴料:12歳以上350円、6歳以上12歳未満150円
● 駐車場:100台以上
● 長島温泉センター「椿の湯」(長島町公式サイト)

レジャーランド太陽の里

長島町鷹巣にある宿泊・レジャー施設です。ホテルタイプの客室と貸別荘があり、連日の釣行や長島に宿泊して早朝から釣りをする場合の拠点として利用できます。温泉センター「東泉望」を併設しており、宿泊者は温泉を利用できます。

● 所在地:鹿児島県出水郡長島町鷹巣333-19
● 宿泊:ホテルタイプの客室・貸別荘あり
● 温泉:温泉センター「東泉望」併設
● 駐車場:あり
● レジャーランド太陽の里(長島町公式サイト)

道の駅 黒之瀬戸だんだん市場

黒之瀬戸大橋を渡った長島の玄関口にある道の駅です。堂崎へ向かう国道389号沿いにあり、長距離運転の途中の休憩場所として利用できます。長島近海の鮮魚や水産加工品、農産物なども販売されているため、釣行の行き帰りに立ち寄るのにも便利です。

● 所在地:鹿児島県出水郡長島町山門野4093
● 営業時間:9:00~18:00
● 休業日:1月1日・2日
● 駐車場:普通車36台・大型車3台
● 道の駅「黒之瀬戸だんだん市場」(全国「道の駅」連絡会)

※掲載している営業時間・料金・設備・利用条件などは、2026年10月7日時点で確認した情報です。今後変更される場合がありますので、利用前に各施設の公式サイトなどで最新情報をご確認ください。

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釣果状況

2020年1月7日の状況

● メジナ(クロ):時化ていたので餌取りが少なくアタリが多数!

鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯で釣れた32cm級のメジナ
鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯で釣れた32cm級のメジナ
鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯で釣れた32cm級のメジナ
鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯で釣れた32cm級のメジナ
鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯で釣れた32cm級のメジナ
鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯で釣れた32cm級のメジナ

堂崎の地磯で釣れた32cm級のメジナ

投稿:かずちゃん 様

2014年5月27日の状況

● アオリイカ:堂崎の地磯の北側のポイント(P3)では、2kgの良型のアオリイカが釣れています。この日に好釣果状況が見られたのは午前8時頃。北方向の沖合い30メートル付近に投じた餌木を20メートル付近まで寄せた所の底層でアオリイカが乗って来るパターンが多く見られました。

● メジナ:地磯の先端部では、沖合い30m前後を遠投カゴ釣りで狙って30cm前後級のメジナが堅調に釣れています。この日のタックルは、まだアイゴ(Rabbitfish)の釣果も期待できるので、アイゴ兼用タックルを使用しました。

【パーツ構成】
⚫︎ 道糸=5号
⚫︎ ウキ止め
⚫︎ シモリ玉
⚫︎ 中通し発泡ウキ 15号
⚫︎ 片テンビン
⚫︎ スプリングカゴ(オモリ12号付き)
⚫︎ 二股サルカン
⚫︎ ハリス 1.7号 1ヒロ~1.5ヒロ
⚫︎ 伊勢尼バリ 7号
付け餌はオキアミをダンゴ餌で包んだ物を使用しました。ここでは7月頃までは梅雨メジナの好釣果が期待できそうです。

2014年5月の状況

● マダイ・アイゴ(バリ):地磯の先端部での遠投カゴ釣りで30cm級のマダイが堅調に釣れています。アイゴは、先月に比べるとかなり少なくなって来ていますが5月上旬の時点では30cm級が1人2尾程度は釣れています。

2014年4月12日の状況

● アイゴ(バリ):地磯の先端部では、遠投カゴ釣りでアイゴが絶好調。1投毎にテンポ良く釣れるような状況となっています。ここでのアイゴ釣りは今頃がピークですが、5月の連休頃には唐隈港や黒之瀬戸方面でも期待できるようになります。

鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯の先端部から遠投カゴ釣りで釣れたアイゴ(バリ)
鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯の先端部から遠投カゴ釣りで釣れたアイゴ(バリ)
鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯の先端部から遠投カゴ釣りで釣れたアイゴ(バリ)
鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯の先端部から遠投カゴ釣りで釣れたアイゴ(バリ)
鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯の先端部から遠投カゴ釣りで釣れたアイゴ(バリ)
鹿児島県出水郡(長島)の堂崎の地磯の先端部から遠投カゴ釣りで釣れたアイゴ(バリ)

堂崎の地磯の先端部から遠投カゴ釣りで釣れたアイゴ(バリ)

2014年3月の状況

● メジナ(クロ):ウキフカセ釣りで足の裏前後級のメジナが堅調に釣れています。狙いポイントは先端部の沖合い15メートル付近。瀬際から二番目のタナが有望です。日昼では1人4尾前後、まずめ時はそれ以上の釣果が期待できます。

2014年2月の状況

● アオリイカ:地磯の先端部付近から南側のワンド方向を餌木で狙って、500g前後級のアオリイカ(Bigfin reef squid)が堅調に釣れています。根掛かりを避けるために、餌木はシャロータイプがおすすめです。

2014年1月の状況

● マダイ・チヌ:マダイやチヌは単発的な釣果状況となっています。地磯の先端部で、チヌは50cm級、マダイは70cm級が釣れています。

2013年12月の状況

● アイゴ(バリ):アイゴは地磯の先端部での遠投カゴ釣りでで30~45cm級が釣れています。

● メジナ(クロ):
- ウキフカセ釣り:地磯先端部北側の亀裂部付近が有望です。現在は瀬際にエサ取り魚も多く、瀬際に撒き餌を打ち込んでエサ取り魚を足止めさせるなどの対策が必要です。
- 遠投カゴ釣り:地磯先端部が有望です。特に今はアイゴも堅調に釣れていますので、メジナとアイゴを同時に狙うことができます。両方を狙うなら、針は伊勢尼針の4〜6号がおすすめです。

● アオリイカ:アオリイカは地磯北側のワンド部での釣果が上昇傾向。釣り方はエギングのほかに、アジの泳がせ釣りもかなり効果的です。型は1kgオーバー級までが釣れています。

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参考文献

1.長島町「歴史」

長島町の古代から現代までの歴史を紹介した公式資料。長島氏による領有、堂崎城の築城、島津氏による攻略と長島の薩摩への帰属など、コラム全体の歴史的な流れを確認するために参照しました。

● 鎌倉時代に長島氏が長島を領有するようになったこと
● 南北朝時代に長島氏が堂崎城を築き、海の豪族として活動したこと
● 1565年(永禄8年)3月24日に堂崎城が落城したこと
● それまで肥後国に属していた長島が、島津氏の領地となり薩摩国に属するようになったこと
● 歴史(長島町)

長島が現在の鹿児島県に属することになった歴史的な背景を説明するうえで、基本となる資料です。

2.長島町「島津忠兼の長島攻略」

1565年(永禄8年)の島津忠兼による長島攻略と、堂崎城の落城、その後の忠兼の悲劇を詳しく紹介した長島町の公式資料。コラムの戦国時代に関する記述を確認するために参照しました。

● 堂崎城は長島氏が遅くとも南北朝時代には整えたと考えられ、長く居城としていたこと
● 1565年3月23日、島津忠兼の軍勢が汐見海岸に上陸したこと
● 翌24日の夜明け前、島津軍が堂崎城を攻撃したこと
● 志岐氏や栖本氏の軍勢が島津軍に加勢したこと
● 城主の天草越前正が落城に際して切腹したと伝えられていること
● 同年7月8日に忠兼が島津義虎によって殺害され、その後の疫病と御八日踊りの由来が伝えられていること
● 島津忠兼の長島攻略(長島町)

堂崎城の攻防を時系列で説明するための中心的な資料です。城主の最期や忠兼の怨霊に関する記述は、地域に伝わる歴史・伝承として扱っています。

3.長島町「堂崎城跡」

長島町が公開している堂崎城跡の観光案内。堂崎城の歴史と、現在も残る登城口の石段について確認するために参照しました。

● 堂崎城が長年にわたって長島氏の居城だったこと
● 1565年に島津氏が堂崎城を攻略したこと
● 堂崎城の落城後、長島が島津氏の領地となったこと
● 登城口の石段が当時のものとされていること
● 堂崎城跡(長島町)

現在の釣り場への入磯ルートと、中世の堂崎城の歴史を結びつけるために参考とした資料です。

4.平凡社『日本歴史地名大系』「堂崎城跡」

長島町城川内に残る堂崎城跡の所在地、歴史、周辺地名などを解説した歴史地名資料。長島氏の出自や天草地方との関係、城跡周辺に残る地名を確認するために参照しました。

● 堂崎城が堂崎鼻に位置し、中世に長島を支配した長島氏の居城だったこと
● 長島氏が大蔵氏の一族とされ、天草八氏の一つに数えられていたこと
● 城の周辺に「御城内」「榎ノ丸」「内馬場」「本馬場」「仮屋ノ上」などの地名が残ること
● 城へ通じる石段が往時のものと伝えられていること
● 堂崎城跡(日本歴史地名大系・コトバンク)

堂崎城が長島氏の本拠地だったことや、城川内に城郭に関連する地名が残されていることを確認するための資料です。城川内が中世の政治・軍事上の拠点だったとする考察の参考にもしています。

5.鹿児島県神社庁「若宮神社(長島町城川内)」

堂崎城跡に鎮座する若宮神社の祭神、由緒、例祭などを紹介した鹿児島県神社庁の公式資料。長島氏から島津氏への支配の移行と、島津忠兼を祀る若宮神社の由来を確認するために参照しました。

● 若宮神社の所在地が長島町城川内732であること
● 島津忠兼夫妻の霊が祭神として祀られていること
● 長島氏が堂崎城を拠点として長島一円を支配していたと伝えられること
● 1554年(天文23年)、長島氏が相良氏の圧迫を受けて出水へ退いたこと
● その後、天草越前守が入城し、島津忠兼の攻略によって島津領となったこと
● 8月8日の例祭に行列・鐘踊り・棒踊りなどが奉納されること
● 若宮神社(鹿児島県神社庁)

釣り場への入磯ルート上にある若宮神社が、堂崎城を攻略した島津忠兼夫妻を祀る神社であることを確認するための重要な資料です。

6.鹿児島県神社庁「長島町の御八日踊り」

長島町に伝わる御八日踊りの由緒と、島津忠兼の長島攻略から死後の信仰に至る歴史を紹介した資料。若宮神社と地域の伝統行事との関係を確認するために参照しました。

● 島津忠兼が島津義虎の命を受けて長島攻略に出兵したこと
● 堂崎城の落城後、長島と獅子島が薩摩国の領有となったこと
● 1565年7月8日、忠兼が島津義虎によって殺害されたと伝えられていること
● 忠兼の死後に起きた怪異や疫病が、忠兼の怨霊によるものと恐れられたこと
● 忠兼の霊を慰めるために若宮神社が祀られ、御八日踊りが奉納されるようになったと伝えられていること
● 現在は8月8日に例祭が行われ、棒踊りや鐘踊りなどが奉納されること
● 長島町の御八日踊り(鹿児島県神社庁)

堂崎城の落城と島津忠兼の悲劇が、若宮神社の信仰や長島の伝統行事として現在まで受け継がれていることを説明するための資料です。怨霊や怪異に関する記述は、歴史的事実ではなく地域に伝わる伝承として参照しました。

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